推し活の扉を開いたTOMOOさんのこと

今まで「推し」というものがあまりピンときていなかった。
好きなアーティストはいるけど、テレビやYoutubeで見るくらい。飽きっぽいのでハマる曲がコロコロ変わる。
ライブに行ってまで聴きたいと思うアーティストは、これまでいなかった。
そんな私に、推し活の扉を開き招いてくれたのが「TOMOO」というミュージシャン。

TOMOOさんとの出会いは2024年1月。プロが選ぶ楽曲をランキング形式で紹介する番組を見ていたときだった。

審査員3人のうち2人が選び、そのうちの1人は1位に選曲していたTOMOOさんという人。第一印象は、きれいでおしゃれな感じの人。それから低めで心地いい声の持ち主。
「Super Ball」という曲は、出だしから耳と心を持って行かれた。1位に選ばれるのも納得。
自然と体がのってクラップしたくなる。そして解説されていたけど、歌詞が深くて刺さるのだ。
おもちゃのスーパーボールから、丸いことは強さだ、なんてメッセージを連想して発信できるのがすごい。

おしゃれなメロディーに深みのあるポジティブな歌詞、なにより魅力的な声。
番組を見たあと、気付けばYoutubeを次々と再生していた。
お家でしているYoutubeライブまで見て分かったのは、TOMOOさんはとてもギャップがある人だということ。
歌っているときはかっこよく決めているのに、話すときは一生懸命さがあって可愛い。
立て板に水みたいにスラスラしゃべるわけじゃなくても、ぴったりの言葉を探して誠実に話す姿勢が人の心をとらえるんだなぁ。

初めてTOMOOさんを知ってから1ヶ月もしないうちに、ファンクラブライブのお知らせを見て思わず入会してしまった。
誰かのファンクラブに入るなんて、もちろん初めて。
それから、初めてのライブ。この気持ちは一生に一度しか味わえないと思う。

そのあともう一度ライブに行って、次はTOMOOさん初の武道館ライブ。
武道館なんて、TOMOOさんに出会わなければ行かなかったと思う。

TOMOOさんが作る音、声、景色に浸って味わい尽くしたい。

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